職人の感覚

2017.11.10 | 未分類

いつもお読みくださりありがとうございます。

暦の上では立冬を迎え、日増しに山々が色づく季節に心も清々しい朝が続いています。

朝早くに出勤される方には冷え込みが寒いかもしれませんが、お身体の調子を崩されないようお気をつけくださいませ。

 

さて私は今年でこの業界に入ってもう随分となります。

修行時代には難しかったことも最近ではできるようになり当時先輩に言われていた事で、まだ理解できなかったことも分かるようになってきました。

 

本来、厨房にいる身としては私は職人であるべきだと考えています。

私は焼肉と韓国料理という職業に特化した職人ではありますが、最近よくお肉の業者さんにお肉を見てくれと言われます。

あえて誤解を招く言い方をしますが、お肉は見てわかれば苦労しません。

ある程度の目安にはなりますが、実際は包丁を入れた時の感覚とでも申しましょうか、そうしないと実際のところはわかりません。

 

どんなに見た目が素晴らしいお肉でも切った時の感覚が悪ければ、当店ではお客様にお出し致しません。

お肉は飾り物ではないですから。

我ながら、随分挑発的な表現ですが、本当に私はお肉には自信を持ってお客様に提供するために妥協はしません。

それが職人がお客様にできる最高のおもてなしだからです。

 

美味しいから幸せ 幸せになれて楽しい  それが幸楽苑です。

このモットーの元に日々みなさまのお肉を選び、お客様をお待ちしています。