皆様が大好きな塩タン
2019.09.03 | 未分類
いつもお読みいただきありがとうございます。
前回の投稿より大分時間が立ってしまいました、気づけば前回の投稿は8月の8日だったようです。
今回は皆様が大好きな『塩タン』について少し書こうかと思います。
塩タンは銀座のお姉さんが考えた説というのがありまして、その当時の銀座にあった叙々苑さんに来店した女性のお客様がこうしてほしいと要望を伝えメニュー化したのが『塩タン』の始まりと言われています。
以来塩タンは皆様が大好きなメニューとなっております。
塩タンとは皆様ご存知、牛の舌ですが国産のタンや和牛のタン、輸入物でもアメリカ産やオーストラリア産。アメリカ産でもブランドがあり、オーストラリア産では穀物肥育〇〇日以上など規格品まで種類は様々です。
当店は国産黒毛和牛のタンも輸入のタンも両方扱いがあります、国産黒毛和牛のタンは流通量も少ないですが美味しさも鮮度も格別です、タンに入るサシもきめ細かく、上品な味ですね、お飲み物は白ワインや日本酒なんかが会うのではないでしょうか。
対して輸入というと一昔前のイメージだと味や匂いに癖があるイメージがあるかもですが、実は最近は違いますよ、アメリカ産でもブランド(メーカー)でクオリティーが違ってきます、オーストラリア産に至っては規格によっては国産物と比べて遜色が無い物もあります。
牛の食べる餌そのものでタンの質が変わるのです、例えばグラスと言われる牧草肥育の場合は牛の舌は硬い牧草を食べるので硬くなります、特に舌の皮が暑くなりますね、穀物肥育の場合は肉の質そのものが良くなります。
また、焼肉店に入ってくるまでの経緯にも味に影響があります、それは輸入なら現地凍結かそうでないかです。
輸入のタンは多くの場合、船で運ばれてきます。 現地で凍結された物なら鮮度は保てますが、そうでない商品の場合日本に運ばれてくる間に鮮度は落ちます。
そして最後に、私たち職人の手が入るかどうかによって美味しさが変化します。
商品によっては入荷の時点でタンの皮が機械で剥いてあったり、切ってあったりするものもありますが、本来タンの皮をどこまで剥くかによって美味しさが決まります。機械で1本1本大きさが違うものを向こうとしたらどうなるか、細かな対応はできないのではないでしょうか?
いかがでしょうか? まだまだ書ききれないほど色々ある『塩タン』について。
当店はどの工程にもこだわった『塩タン』。
たかが塩タン、されど塩タン。
当店の美味しい焼肉はまずは塩タンからと言っても過言ではありません。
ぜひご賞味くださいませ。
美味しさから広がる幸せを皆様に。