修行時代3

2016.08.01 | 未分類

修行を始めて最初に任されたのはスープ作りでした、もちろん出汁をとることから始めるのですが、これが中々骨の折れる作業でして、150リットルは入ろうかという大きな寸胴の鍋に牛骨や鳥の丸ガラと呼ばれるものと牛スジと各種野菜を入れて大体6〜7時間ひたすら煮込むのです。

 

灰汁ををとるのはおよそ5〜10分おきに取らないと濁ってしまうし、火加減も強すぎると白濁する、弱いと出汁が出ない。

この感覚を覚えるのは一苦労でした。

こうして出来上がった出汁は綺麗な黄金の色をして、まさに旨味がギュッと詰まった1番のスープになります。

我が子を見守るように、丁寧に育てたスープは、幸楽苑にも生きています。

 

美味しいから幸せ  幸せになれて楽しい  それが幸楽苑です。

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