焼肉の職人

2019.05.27 | 未分類

いつもお読みくださりありがとうございます。

もうすぐ6月ですが、暑さは真夏日を記録していますが皆様いかがお過ごしでしょうか?

さて皆様は『極上のお肉』と『普通のお肉』の差はなんだと思いますか? 一言で言って仕舞えば単純に美味しいか美味しくないか、ですね。

しかしあえて私が一つ言わせていただけるならお肉の『脂肪』にあると思います。

もちろん肉質、というか肉の繊維のほぐれ具合(固さ)であったり色々あると思うのですが、ここであえて『脂肪』というには私なりの理由があります。

それは私が毎日仕込みでお肉を何キロも切っていますが、良いお肉、つまり『美味しいお肉』にはある共通点があります。

美味しいお肉は常温でも溶ける、いや触れた所から脂肪分がとろけるからです。お肉自体もそういうお肉は包丁を入れたとき刃先から伝わる肉質のきめ細かやさが確信をさせてくれます。

対して普通のお肉はどうかというと、まず常温では脂肪分がとろけるまでは行きません、にじむ程度ですね。そして脂肪の部分が固いです。脂肪に柔らかいや固いがあるのかと思われる方も多いかと思いますが、実際に本当に固いのです。

そして包丁から伝わる肉質もゴムみたいです。

 

この『脂肪』の溶ける温度を脂融点と言いますが、これが低いものは本当に『美味しい』です。また人肌でも溶けるため胃に持たれにくくいただけます。

当店は極上の焼肉を目指すため、お肉はA4ランク(特選)クラスのみ取り扱っております、通常のカルビですら特選クラスですからその中の特選としてお出ししているお肉はまさにとろけるがごとし、以前お客様からお電話を受けたときに『魚のトロみたいなお肉を用意しといてくれ!』とおっしゃられた方もおられました。

今回はそんなお話をしていましたら私が極上の焼肉を食べたくなりました、皆様もぜひ極上の焼肉を当店にてご堪能くださいませ。

 

美味しさから広がる幸せを皆様に。